韓国語を使った在宅ワークで初報酬を得た体験談。

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特技の語学を活かして在宅ワークをしたい、という声はよく聞きますが、韓国語のニーズはどれほどあるのでしょうか?

この記事では、韓国語のニーズはさておき、私が実際に韓国語関連の仕事を得るために行ったことについて書いています。

無資格未経験のライターは稼げない

私が韓国語の在宅ワークで報酬を得たのは、フリーランス仲介サイトでのことでした。

フリーランスとして働く人と、フリーランスに仕事を頼みたい人をつなぐ、プラットフォームとしてのサイトですが、最初から韓国語を活かした仕事を選べたわけではありませんでした。

初めに手掛けたのはライターとしての仕事です。ブログに投稿するような記事を書いて、クライアントに納品するのですが、無資格でできる仕事だけに、能力以外の制約がかなり厳しいです。

直球で言うと、ライティングは稼げません。ライターなんて掃いて捨てるほどいたからです。

このため、記事単価は非常に安く、具体的には、1記事あたり1,500文字書いて800円とか、平気で言ってくるクライアントがいます。

1,500文字となると、A4×2枚程度の分量ですが、1時間で仕上げたとしても時給800円です。2時間なら時給400円。最低賃金を割ってきますね。おまけにその後2度も3度も修正要請があると、たまったものではありません。え?写真も撮影して適切なサイズに加工したうえで、3枚入れろって??

それでも受けてしまう人がいるから、このような方々がのさばるのですが、資格も経験も実績もないライターには、そもそも仕事が回ってきません。完全に足元を見られているのです。

在宅フリーランスが韓国語で報酬を得た手段

私がフリーランスとして活動を始めて、実際に韓国語のスキルを使って稼ぐようになったのは、次の2ステップでした。

特技をアピールする作品を作ってアップする

「あなたは何ができますか?」

と聞かれて「こんなの作れます」と、すぐに出せる作品があると、他のフリーランサーと差別化しやすいです。プログラマー業界では、ポートフォリオ(書類カバン)などと呼ばれています。内容に関しては、プログラムでも本でも絵でも、得意なことならなんでもいいです。

要するに「これだけのことができるので、このレベルで満足できるなら仕事をください」と言えるか?ということです。

私の場合は、売りが韓国語なので、韓国語の基礎教科書を自作しました。有料にすると配布に色々と制限が出てくるので、出版したものの、無償提供しています。

正直、本を経由してサイトを訪れてくれる人は、検索エンジン経由よりも少ないですが、本を作れるだけの能力はありますよ、と名刺代わりに使っていました。

ぶっとんだことをしていると言われたこともありますが、無名の個人が、誰かの信用を勝ち取るには、これでもまだ足りないとすら思っていますので、無料公開が誤った判断だとは思っていません。

プロフィールを充実させて待つついでに営業をかける

やはり、初仕事のとっかかりとして営業は必要です。

営業は成否でなく、かけるだけでいいです。もちろん、営業しないと成約しないということもあるのですが「営業をかけた回数(提案数)」がカウントされていくからです。これによって、フリーランスが実際に仕事をしているのかどうか、やる気があるのかどうか判断されます。

ただし、いつまでも提案をする側にいては、他の数あるフリーランスとの消耗戦になってしまいます。いつかは、依頼を受ける側に回らないとならないのです。

初期の営業は、在宅ワーカーとして仕事を始めるには必要なことですが、せっかくなので、いかにして「検索される側」になるかを、常に意識して仕事をこなしましょう。

さらに言うと、仕事は表に出ている案件よりも、クライアントから選ばれて、直接依頼を受けるケースがほとんどでした。

このため、プロフィールの充実は必須です。プロフィールの最初に、いかにインパクトのある提案が書かれているかで、仕事が回ってくるかどうか決まります。これは受け身のようでいて、実は攻めです。仕事をする側でなく、頼む側の目線で行動しましょう。

私の場合、これが前項の得意作品をサイトに掲載する、という行動でした。誰もやっていないからこそ、やれば目に留まるし、信頼度も上がるからです。

日本にいれば韓国語は特技になる

韓国に行って韓国人と韓国語で勝負しても勝てません。ですが、日本にいれば、韓国語を使えれば「すごい人」になれます。周りがみんな使えないからです。

周りにいる9割の人が使えないようなものは、すでに特技と呼べるレベルのものです。技術は欲しいけど、自分には使えない。だから外注するのです。今から未経験の自分が勉強して韓国語を覚えるより、すでに韓国語を使える人に仕事を頼む方が、安くつくからです。

まずは、韓国語が売れるスキルだと認識しましょう。ただし、売りやすくはありません。そのうえで売れないのは、売り方が違うからだと考えましょう。売る工夫をして売れない商品など、そうそうありません。

せっかく売れる商品を持っているのなら、売る側の人として考え行動すると、生活の糧につながるでしょう。

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