韓国語で使う「ありがとう」の表現についていくつかまとめました。
それぞれのニュアンスの違いも解説していますので、この記事を通じて、ぜひ習得してください。
韓国語で感謝を伝えるときは次のフレーズを覚えておこう
日本語で「ありがとう」は、バリエーションこそ豊富ですが、ありがとうの単語に終始することが多いです。
さて、韓国語ではどうでしょうか?
ここでは、覚えておいて損がない、韓国語の「ありがとう」について紹介します。
고마워요(こまうぉよ/ありがとうございます)
割とフランクに「ありがとう」を伝えたいときは、このフレーズを使いましょう。
比較的カジュアルな印象を与えてくれる一語ですが、決して敬語から逸脱してはおりません。あくまでも、丁寧語の中では気軽なイメージの言葉だということです。
ただし、韓国語は敬語にウルさい側面がありますので、目上の人やビジネスでは、後述するフレーズを使ったほうが何かと無難でしょう。
親戚や身近な先輩などには使っても大丈夫です。
고맙습니다(こまぷすむにだ/ありがとうございます)
上述の고마워요も고맙습니다も、日本語に訳すと同じ意味ですが、고마워요に比べて、若干フォーマルな印象が増しました。
丁寧度が上がったという側面もありますが、少し堅苦しくなった印象を与えてくれます。話し言葉での利用頻度は、やや低めです。
筆者個人としては、リズムと言いますか、歯切れが悪いのであまり使いません。純粋に好みの問題かもしれませんが。
감사합니다(かむさはむにだ/誠にありがとうございます)
直訳すると「感謝します」、意訳すれば「ありがとうございます」の意味です。
ただし、韓国語でこれよりも丁寧な感謝表現が、そうそうないため「誠にありがとうございます」のニュアンスで使えば間違いありません。
目上の人や公的なシーン、話し言葉でも文章中でもよく使われます。車内・場内アナウンスなどで引っ張りだこのフレーズです。使って間違いのない単語ですので、必ず覚えておきましょう。
旅行者であってもありがとうは使う機会があるので覚えておきましょう
日本語でもそうですが、外国でも「ありがとう」と言う機会は存外多いです。
むしろ、日本でサービスを受けたときは「ありがとう」を言わない人でも、外国では使ったほうがいいです。「お客様は神様」は日本でしか通じないため、極力サービス提供側への敬意は示すべきなのです。
韓国語でも「ありがとう」はよく使いますので、上のフレーズは覚えて使いましょう。きっと、相手も笑顔になってくれるでしょう。