韓国に留学するなら下宿が一番。
韓国で長期滞在するなら下宿が一番。
むしろ、クラウドワークできる人なら、韓国の下宿でやればいいんじゃないかと思います。
そのメリットについて、ひたすら語った記事です。
一日二食付きで、家具、家電、家事サポートありの生活が送れるとしたら?
一人暮らしをしたことがある人ならわかりますが、実際に家を借りて生活を営むということは、常にギリギリの戦いを強いられることがあります。
家計簿を見ながらまたため息…。かくいう私も、大学を卒業して、日本に住んでからというものの、常にスリリングな家計を運営しています。
こんなとき「ああ、韓国で大学に通っていたころの下宿に戻りたいなあ」などと思ったりします。それだけ、下宿生活は楽なのです。
水道代?いりません!光熱費?いりません!消耗品代?いりません!料理代?いりません!掃除代行料?いりません!!インターネット代?もしかしたら追加でちょっとかかるかもしれません…。
以下、私が実際に昔住んでいた下宿の情報です。(条件の部分は韓国語のため筆者訳)
서울특별시 서대문구 신촌로11길 42지번
서울특별시 서대문구 창천동 53-35
※48万ウォン≒4.8万円
賃貸情報
類型:月払い制
保証金:0ウォン
賃貸料:48万ウォン
管理費:0ウォン注意:管理費が0円となっていても「管理費ふくむ」の文言がなければ確認が必要です。
すべての公共料金ふくむ。室料は部屋によって42~55万ウォン。
- 参考:グリーン下宿(2021/5/12時点情報)
改めて、筆者が15年ほど前に住んでいた下宿の情報を見てみましたが、ぜんぜん値上がりしていませんね。
一日二食が自動で出てきて、食べるも食べないも自由。家具と家電は一通りそろっていて、ウォーターサーバーまで無料だったりする。
まさに至れり尽くせりです。
たまにゴキブリが出るのが難点ですが。
韓国の下宿はおいしくて栄養たっぷりの副菜がたくさん
今日何を食べようか考える必要がないのも大きなメリットです。
一人暮らしあるあるですが、今日食べるものを決めるのって、けっこうな決断力を必要とします。
また、料理好きあるあるですが、料理は「何を作るか決めるまで」が一番大変です。レシピ確認、買い物、食材管理、などなど、正直料理って、割に合わない家事です。
食べ物に使う脳みそがあるくらいなら、勝手に出てくるものを食べていたほうが、よほど生産性が向上します。
家具や家電、生活消耗品を買う必要がない
これまた一人暮らしで実感することですが、生活を営むためのイニシャルコストとして、家具家電を無視することはできません。
ところが下宿に住むなら、必要最低限のアイテムはそろってしまいます。部屋は狭いですけどね。
私が過去に住んでいた下宿に附属していた設備は、次のようなものです。これだけ買いそろえるのに、一人だといくらかかるのか、試算するだけでも憂鬱になります。
共用部
- 冷蔵庫
- キムチ冷蔵庫
- 調理器具
- ウォーターサーバー
- トイレ(男女共同)
- トイレットペーパー
- シャワー(男女共同)
- 洗濯機
- 洗濯物干し場
- ゴミ箱
- 掃除道具
専用部分
- エアコン(ついていない部屋もあり)
- 扇風機(貸出制)
- クローゼット
- ハンガー
- デスク
- デスクライト
- シーリングライト
- ベッド
- マットレス
- かけ布団
家族の代わりを作れる
私は離婚しておりますが、家族を持ってからの一人暮らしって、心理的にしんどいものがあります。
家事やお金の使い道については、圧倒的に一人が楽ですが、時々「なんでわざわざこんな思いをしながら生きているんだろう…」などと、不健康な考えに支配されることもあります。
下宿は、常に複数の利用者がいるため、狭い食堂で鉢合わせになることが多々あります。このため、嫌でもさみしい思いはしません。
更に言うと、下宿の利用層は、若い世代の方々が多いです。元々はお金のない学生のための施設ですからね。
でも、私が大学に通っていたころも、学生以外の人の利用はありました。それこそ、祖父世代の方や、社会人の研修生もおりましたし、幅広い層に利用されるのがソウルの下宿です。
自分の子供や孫のような人と交流し、パワーをもらえるのも、下宿に住むメリットだと思います。
長い人生の中、韓国に移り住んでミニマリストライフを満喫してみるのも一興
ビートルズも家康公も山月記の李徴も言っていますが、人生は長いです。
産まれてからミルクを飲んで大きくなり、保育園や幼稚園で走り回っていたらいつの間にか小学生。学業や部活に打ち込んでいたら、背丈も伸びて中学生。そこから1年もすれば高校受験が視野に入り、大学に入ったら2、3年で就職活動です。
で、そこからがまた長い。これだけ生き抜いてきたのに、またその何倍も生きなくてはならないのです。ゾッとするほど長いのが人生です。
だから、まっすぐ生き急いじゃだめです。こうと決めた道以外のもの、つまり寄り道してなんぼです。
別に、不安になったら日本に戻ってくればいいじゃないですか。ソウル羽田間なんて、沖縄行くよりも近いのですから。
おっと、思わず熱弁になって、デメリットについて語っておりませんでした。
デメリットはズバリ「結婚しているとできない」です。
ご家族をお持ちの皆様につきましては、あしからずご了承ください。