ハングル文字という言葉がよく検索されているようなので、用語の妥当性について記事にしました。
ハングルとハングル文字の違いについて説明しましたので、どちらが正しいか知りたい方は、記事をご覧になってください。
ハングル文字と呼ぶのは意味の重複にあたるため誤りだと思う
ハングル文字という呼称は、日本では多少一般的ですが、詳しく見ると意味の重複が起きていることがわかります。
ハングルの辞書的な意味はこちらです。
명사
1. 우리나라 고유의 글자. 음소 문자인데 그보다 더 발전된 자질 문자로 분류되기도 한다. 세종 대왕이 우리말을 표기하기 위하여 창제한 훈민정음을 20세기 이후 달리 이르는 명칭이다. 1446년 반포될 당시에는 28자모(字母)였지만, 현행 한글 맞춤법에서는 24자모만 쓴다.
- 参考:NAVER辞書
辞書的な意味を引くと「우리나라 고유의 글자(韓国固有の文字)」です。
つまり、日本語に対するカナ文字、英語に対するアルファベットに相当します。
同じような表現を日本語で行うと「漢字文字」だとか「ひらがな文字」となってしまうわけですね。英語なら「アルファベット文字」です。
単純に辞書的な解釈を行う限り「ハングル文字」という呼び名は誤りで「ハングル」と呼ぶべきなのがわかりました。
多少用語を間違えたところで恥じなくていい
ハングル文字という表現は、日本にとっては比較的なじみやすいようで、私自身も度々耳にすることがありました。
外国語と外来語は違います。
ハングル文字という表現は、ともすれば外来語に属するのかもしれませんね。
多少用語が違ったところで、韓国語を習っていく過程で、自然と「ハングル」という呼称に落ち着きますので、安心してください。
ましてや恥に思うことなど少しもありません。