ハングル文字という表現は正しいのか?韓国語の解釈としてはNG。

この記事は約2分で読めます。

ハングル文字という言葉がよく検索されているようなので、用語の妥当性について記事にしました。

ハングルとハングル文字の違いについて説明しましたので、どちらが正しいか知りたい方は、記事をご覧になってください。

ハングル文字と呼ぶのは意味の重複にあたるため誤りだと思う

ハングル文字という呼称は、日本では多少一般的ですが、詳しく見ると意味の重複が起きていることがわかります。

ハングルの辞書的な意味はこちらです。

명사
1. 우리나라 고유의 글자. 음소 문자인데 그보다 더 발전된 자질 문자로 분류되기도 한다. 세종 대왕이 우리말을 표기하기 위하여 창제한 훈민정음을 20세기 이후 달리 이르는 명칭이다. 1446년 반포될 당시에는 28자모(字母)였지만, 현행 한글 맞춤법에서는 24자모만 쓴다.

辞書的な意味を引くと「우리나라 고유의 글자(韓国固有の文字)」です。

つまり、日本語に対するカナ文字、英語に対するアルファベットに相当します。

同じような表現を日本語で行うと「漢字文字」だとか「ひらがな文字」となってしまうわけですね。英語なら「アルファベット文字」です。

単純に辞書的な解釈を行う限り「ハングル文字」という呼び名は誤りで「ハングル」と呼ぶべきなのがわかりました。

多少用語を間違えたところで恥じなくていい

ハングル文字という表現は、日本にとっては比較的なじみやすいようで、私自身も度々耳にすることがありました。

外国語と外来語は違います。

ハングル文字という表現は、ともすれば外来語に属するのかもしれませんね。

多少用語が違ったところで、韓国語を習っていく過程で、自然と「ハングル」という呼称に落ち着きますので、安心してください。

ましてや恥に思うことなど少しもありません。

タイトルとURLをコピーしました