의の使い方、読み方について困っている方はいませんか?
この記事では、의の読み方がどのように変化するのか、実際のケースを交えて説明しています。
ぜひ、学習の参考になさってください。
의には2通りの読み方がある
ハングルの의は、場合によって「うぃ」と読んだり「え」と読んだりします。
この原理について、事例を交えながら説明しましょう。
名詞的用法としての의(うぃ)
名詞的用法としましたが、広義には「単語として使われる」ケースのお話です。
つまり、助詞以外のすべてを指します。
この場合、ハングルの発音にのっとり「의(うぃ)」と読みます。
次の例を見てみましょう。
- 의자 うぃじゃ 椅子
- 상의 さんうぃ 上着
- 의심 うぃしむ 疑心
- 거의 こうぃ ほとんど
- 의리 うぃり 義理
すべて発音は「의(うぃ)」ですね。
このように、単語に使われる場合の의は、ほぼすべてのケースで「うぃ」と思って差し支えありません。
助詞的用法としての의(え)
上に挙げた의ですが、助詞的に用いられた場合、発音が変化します。
次の例を見てみましょう。
- 그의 くえ 彼の
- 도쿄의 친구 ときょえ ちんぐ 東京の友達
- 과거의 일 くぁごえ いる 過去のこと
「~を」と意味する「의」の場合、読みが「의(うぃ)⇒에(え)」へと変化するのがわかります。
パッチムが関連してくると、連音化が発生しますが、原理は同じです。
- 다음의 たうめ 次の
- 행복의 나날 へんぼげ ななる 幸せの日々
- 에덴의 동쪽 えでね とんちょっ エデンの東
初めは不慣れでも使いこなせればレベルアップ確実です
このように、의には「うぃ、え」両方の読み方があることがわかりました。
「そんなに複雑なの?」と思ったあなた。日本語にだって、似たようなことはありますよ。
そもそも「へ」だって「え」と読んだり「へ」と読んだりするのです。漢字に至っては、音読みと訓読み2種類があることも常識です。
そう考えると、의の使い方もやさしく思えてきませんか?